先日買い物に出かけたときに、目を引かれるビールがありました。
見た目もちょっと変わっていますし、そのネーミングがかなり特徴的。
なんでそんな名前にしたんやろ、と思わずにはいられませんでした。
その「名前も見た目もとっても気になったビール」は、こちらになります。
日本ビール 白濁(しろにごり)
「白濁」とかいて「しろにごり」と読むそうです。
そこはかとなくただよう、下ネタの香り。
でも、まったくそんなことはありません。
どんなビールなのか
参照:白濁[しろにごり] | 日本ビール株式会社 (nipponbeer.jp)
輸入者は「日本ビール」。
ベルギーでつくられている「ホワイトビール」になります。
ベルギーで日本向けにつくっているものだと思われますので、現地では売っていないはず。
ところで、「ホワイトビール」というのはいったいなんなんでしょうか。
通常、ビールには大麦麦芽を使うのですが、「ホワイトビール」は小麦も原料に使います。
そのため、色が白っぽくあっさりした味わいに。
非常に飲みやすいタイプが多いです。
ベルギーだけではなく、ドイツなどでもつくられています。
また、ベルギーのホワイトビールはオレンジやハーブなどを混ぜているものが多いのですが、この「白濁」には入っていません。
いったいどんなビールなのか、わくわくしてきました。
飲んでみます
外観はこんな感じ。
反対側にはビールグラスの絵。
透明感のあるビールには見えません。
違和感の正体はこれ。
上下がさかさまになっています。
このビールは、酵母のにごりをそのまま残してあります。
飲むときにさかさまにすることで、底にたまっている酵母などのにごり成分が均等に行きわたるようになっている、ということ。
なので、にごり成分をもっと均等に混ぜるために、グラスに注いで飲むことを強くおすすめします。
写真が下手で申し訳ないのですが、底部分(通常は上になっている)にプラスチックのカバーがしてあり、飲み口が汚れないようになっています。
こういった細かい気くばりがうれしい。
原材料表示。
麦芽使用率が25%未満なので、日本では「発泡酒」のカテゴリーになります。
飲んでみます。
注いでみたところ。
透きとおっておらず、ちょっとにごっています。
濃い目の黄色といったところで、ビールにしてはけっこう薄い色。
さて、肝心の味。
炭酸が弱く苦みやキレはありませんが、フルーティで上品な甘さも感じます。
かんきつ類やお花のような香りもあり、非常に華やか。
柔らかく奥深い味わいです。
一般的なビールの味わいを思いながら飲むと、その違いにおどろくはず。
さて、今回のあては…
ということで、あてを食べる前にビールがなくなってしまっていました。
コロッケなどの甘めのフライものとかによく合いそうです。
ビールが苦手な方にも
非常に飲みやすくフルーティな「白濁」。
ビールがあまり好きでない方にこそ、一度試していただきたい。
特に女性にはぴったりの味わいだと思います。
このようなことになって訴えられたりしないように気をつけましょう。