生ビールといえば、ジョッキの「泡」。
これを味わうために毎日生きている、という方も少なくないでしょう。
なんと、その「泡」を自宅でだれでも簡単に楽しめる、という商品が発売されています。
私もやっと手に入れることができたので、さっそく飲んでみました。
結論から言えば、「シチュエーション次第では〇」。
では、どんな商品なのか見ていきたいと思います。
アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶
参照:アサヒスーパードライ|生ジョッキ缶|アサヒビール (asahibeer.co.jp)
4月6日にコンビニで先行発売されて、爆発的に売れた「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」。
4月20日に、ようやくコンビニ以外でも販売開始となりました。
特徴
『アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶』は、開栓するときめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる商品です。
缶のふたが全開することで、麦芽の香りが感じやすくなるとともに口に流れる液量が多くなり、“生ジョッキ”のような感覚で飲用することができます。
開栓直後に自然発生する泡は、缶体内側の特殊塗料により、通常の缶からビールをグラスに注いだ時に発生する泡よりもきめ細かく、缶のまま直接飲用することで冷たさも炭酸ガス圧も維持されます。
開栓したふたと缶体の飲み口は、飲料缶では初採用となるダブルセーフティー構造により、手や口を切る恐れがなく、安心して飲用することができます。
簡単に言えば、「どこでも生ジョッキが手軽に飲めます」ということ。
缶に大きな秘密があるようです。
飲んでみます
さっそく飲んでみます。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft6-1024x682.jpg)
普通の缶に、生ビール感を足したようなデザイン。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft7-1024x683.jpg)
缶の反対側には、楽しみ方が書いてあります。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft8-1024x683.jpg)
「絶対冷やせ(要約)」というシール。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft9-1024x683.jpg)
栄養成分表示。
容量が通常より少ない、340mlになっています。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft10-1024x682.jpg)
全オープンになるプルタブ。
プルタブは外れますので、アウトドアで飲むときはちゃんと持ち帰って捨てましょう。
開けてみます。
…。
冷やしすぎたかな。
気を取りなおして再挑戦。
………。
今度はぬるすぎ?
さじ加減がむずかしい。
![アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft1-1024x683.jpg)
ようやく3本目でまともな見た目に。
良かった。
泡はきめ細かく、缶の口もくちびるが切れたりする心配はなさそうです。
味に関してはスーパードライと全く同じなので、スーパードライの記事を参照にしてください。
![辛口ビールの代名詞](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/03/superdry-e1616485319366-320x180.jpg)
アサヒビールさんいわく、「泡が出るのは、缶に秘密がある」とのこと。
それを聞いたら、全人類が「これをやろう」と考えるはずです。
![だれでも試すであろうこと](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft2-1024x682.jpg)
普通のスーパードライを入れたら、
![だれでも試すであろうこと](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft3-1024x682.jpg)
きれいに泡立ちました。
![だれでも試すであろうこと](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft4-1024x683.jpg)
なんなら「キリン 一番搾り」を入れても、
![だれでも試すであろうこと](https://sake-beer-shochu.com/wp-content/uploads/2021/04/drydraft5-1024x683.jpg)
ちゃんときれいに泡立ちました。
泡立ちました、けど…。
泡立ちが良いとはいえ、しょせんはあき缶。
「缶ビールをあき缶に入れかえて飲む」という事実にわびしさを感じないなら、アリかも。
正直なところ
「ビールはコップで飲みたい派」の私にとっては、「正直、微妙」です。
やっぱり、居酒屋の生ビールとはちょっと違う。
ぶっちゃけてしまうと、なんか面倒。
条件が合わないとちゃんと泡立たない、とか。
(失敗したから逆恨みでいってるわけではないです決して!)
最初はみんな面白がって買うかもしれませんが、うーん。
10ml少ないし。500ml缶もないし。
普通のでいいかな、ってなってしまいます。
じつは「泡が出る缶ビール」というのは、以前にもありました。
(以前あったのは、缶底にプルタブみたいなのがついていて、それをはじいて泡を出す方式)
今では、どれもこれも残っていません。
何をかいわんや。
でも、それらとは泡の出し方が違う「開けるだけで泡が出て、生ジョッキっぽさを楽しめる」というコンセプトは面白くて〇。
自宅飲み、というより「アウトドアで生ビールを手軽に」という条件ならうってつけ。
数年後でもまだ売っているかどうか、見守っていきたいと思います。